パリつぶ

パリジェンヌたちのつぶやき

スズランとクレンジングシート

f:id:bonjour-paris:20180731112055j:plainルイーズ

 

5月を迎え、スズランがマルシェ、花屋、スーパーに並んだ。

ギャラリーから戻ると一足先に帰っていたステファンが買ってきたスズランがベランダに飾ってあった。最近はこんな風にバラと組み合わせたりするのが流行りみたい。

f:id:bonjour-paris:20190503160747j:plain

 

ヨガ教室の友人アンヌの娘カミーユが、パリで個展を開きたいと考えている日本人女性のアーティストをギャラリーに連れて来た。

アンヌの話によると、今、オサムという日本人男性がパリに滞在していて、日本に留学したいと考えているカミーユと親しくしている。そのオサムの従兄弟が4月末からパリに遊びに来ていて、アーティストはその奥さんだという。

 

アーティストとその夫とオサムの日本人3人とカミーユ、合わせて4人がギャラリーに来て、アーティストが持ってきた作品のブックをギャラリーオーナーのイザベルと私に見せてくれる。

日本人アーティストということで日本画水墨画のようなものをイザベルは期待していたが、それはアール・ヌーヴォー風のイラストで、案の定「彼女、ミュシャが好きなんです」とカミーユが教えてくれた。

 

最初、アーティストは英語で私たちとコミュニケーションを取ろうとしていたが、そのうちカミーユの通訳に頼んだ方が楽だとわかったらしく、日本語とフランス語のやりとりになる。

 

今、日本はヴァカンスシーズンで、アーティストとその夫はそれを利用してパリに来ているのだという。夫妻はフランスに来るのは初めてで、街はきれいだし、食事も美味しいけれど、水が苦手だという。

「レストランで出て来る水道水を飲むとお腹が痛くなるし、それからシャワーのお湯で肌がカサカサになるんだって。日本の水は軟水なので、パリの硬水に慣れないみたい」

カミーユが説明してくれる。

アーティストは「夜、メイクを落とした後に顔を洗うと朝、肌がかさかさになっていて困っています」と言ったので、イザベルが「私は顔なんて洗ったことがないわね。クレンジングローションをコットンにたっぷり浸してそれでメイクを拭き取ったら、後は化粧水で拭いて終わりよ」。

すると、アーティストは驚いた顔で、「え?顔を洗わないんですか?」

私もちょうどランチタイムにドラッグストアでクレンジングシートを買って来たところだったので、それを見せて「私はこれでメイクを拭き取って、後は化粧水をつけているわ。日本にはこういうものはないの?」

f:id:bonjour-paris:20190503160820j:plain

「ありますけれど、これでメイクを落とした後に洗顔するんです」とアーティスト。ただ、このビオデルマのクレアリン(サンシビオ)シリーズは日本では見たことがないということで、パリのドラッグストアで買って帰りたい、とスマホで写真に撮っていた。

 

20才くらいに見えたアーティストが30代半ばと聞いて、今度は私とイザベルが大いに驚く。アジア人は年齢より若く見えるが、このアーティストは肌もきれいで、とても30代には見えなかった。軟水で毎日顔を洗っているせい?

 

bonjour-paris.jp