パリつぶ

パリジェンヌたちのつぶやき

シングル女一人旅とマーヴィスの歯磨き粉

f:id:bonjour-paris:20180731112110j:plainエマ


シングル女子のガレット・デ・ロワのお茶会に参加した4人、イレーヌ、ジュリー、ミシェル、私でレストランに集まって食事をした。

そのうちの一人、ミシェルは恋人ができてシングルではないのだけれど、「なんか恋人ができたら一人抜けて、二人抜けて・・っていうのも感じ悪いわよね」と結局4人で集まることに。

 

今回、話題に上がったのがいかにもシングル女子の会らしい、“女一人旅”について。

 

「今、流行っているのよ。Voyage en Solo (一人旅)で検索するといっぱい出て来るの。パッケージツアーの宣伝も多いけど、『一人旅のための20のアドバイス』とか」とイレーヌ。

「へー、それって恋人探しのための一人旅なの?」とジュリーは興味津々な様子。

「自分を見つめる旅、なんて書いてあったりするけれどね。みんな旅先での出会いを期待しているんじゃない」

「そういえば子どもの頃に見た古い映画で、彼氏と別れた後で一人旅して、最後に新しい出会いが待っていた、っていうストーリー、記憶にあるわ」とミシェルも話題に入る。

「それって、エリック・ロメール監督の『緑の光線』じゃない?私の友人は離婚後に一人旅して、旅先で男の人と知り合ったんだって。ただ、その人とは手紙のやりとりを数回しただけで終わったらしいけど」と私もヨガ教室の仲間アンヌの例を持ち出した。

 

 イレーヌはすでにこの夏のヴァカンスは一人旅の計画を立てていて、

「一人旅をを満喫するために、持っていくものも一つ一つ素敵なものを選んで買っているの。服は6月のバーゲンで買うつもりだけど、それ以外のもの、例えば今日ドラッグストアで買ったのはこれ」

とバッグから取り出したのは、マーヴィスの歯磨き粉。

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https://bonjour-paris.jp/

 

「25mlの小さいやつもあって、旅行には便利なんだけど、あえて85mlのタイプにしたわ」。

すかさず、ミシェルが、「分かった、旅先で知り合った男性とその後一緒に旅行して朝、二人で歯を磨くことをイメージしているんでしょ?」と得意のイメージしたことは現実化するメソッドを持ち出す。

 

デザートに頼んだスフレはなんと出て来るまでに40分もかかった。

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「遅いわね」とみんな言いながらも、

「旅行先で、一人で食事をするのが落ち着かないのよね」

「親にヴァカンスは一人で出かける、っていうと心配されちゃうわ、特に父に」

「一人旅のパッケージツアーなんてものもあるのよ、参加者全員がシングル」

「パッケージじゃ一人旅の意味がないじゃない?」

なんて具合に一人旅の話題は思いのほか盛り上がっていたので、それほど長く感じなかった。