パリつぶ

パリジェンヌたちのつぶやき

幸せを呼ぶ薔薇の花びら入りジャム

f:id:bonjour-paris:20180731112110j:plainエマ


先日、道でばったり会ったミシェルから午後のお茶の招待を受ける。

彼女とはシングル女子が集まるパーティで知り合い、お互いの家が近いことがわかったのだが、その後すぐに彼氏ができたと聞き、会いそびれていたのだ。

 

ミシェルは私の家から歩いて10分ほどの広めのベランダのついたアパルトマンに一人で住んでいる。まだ、その新しい彼と一緒に住むという話は出ていないらしい。

 

お茶の準備をしながら、ミシェルが

「エマはその後、どう?新しい彼は見つかった?」

「全然」。

「そう、何か見つける努力はしてるの?」

「今のところ、特には・・」。

 

太陽が出ていたので、まだ肌寒かったけど、ベランダのテーブルでお茶を飲むことに。

「これ、お茶に入れると美味しいのよ」

とミシェルが勧めてくれたのが、ファヴォルのローズ花びらジャム。

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ロシアンティーみたいに紅茶に入れると、薔薇の香りが漂って、お土産に持って来た、私の地元の名物グリブールの素朴なバタービスケットとよく合う。

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「恋人探しのサイトは試した?」とミシェルが尋ねて来たので、

「まだだけど」と答える。

「あれで恋人を見つけて幸せになった人、何人も知っているわ。」と私にも勧める口ぶりである。

「あれで彼が他の女性と知り合って不幸になった人も知っているけど・・」

私の同僚は夫に冗談のつもりで「あなたにもサイトで知り合った愛人がいるんじゃないの?」と言ったら、神妙な面持ちで「実は」と切り出されて離婚に至ったのだ。その話をすると、ミシェルは、

「ということは、あなたの同僚の夫とその愛人はサイトで知り合って幸せになったというわけね」。

確かに。

 

しかし、なぜ彼氏ができた女子って、周りにいるシングル女子の恋人探しの世話を焼きたがるのだろう?

自分が感じている幸せを他の人にも味わって欲しいから?

それとも自分だけが幸せであることの罪悪感?

ミシェルは知り合ったばかりだけど、シングル女子のパーティを主催したリザとは長い付き合いで、私が彼と別れて以来しきりに「エマにも幸せになってもらいたいわ」なんて言うし・・。

 

帰り際に「このジャム、気に入ったわ、どこで買ったの?」

と尋ねたら、「まとめ買いしてあるから一個あげるわ。幸せを呼ぶジャムだと思いながら、食べてみてね」。

 

前回会った時にミシェルから、願望をはっきりしたイメージにするとそれが叶うというメソッドを聞かされたのだ。

想像上の素敵な彼と過ごすブランチタイムのイメージに、この薔薇の花びら入りジャムを追加してみよう。