パリつぶ

パリジェンヌたちのつぶやき

薔薇のお香と石鹸と国際女性デー

f:id:bonjour-paris:20180731112125j:plainアンヌ


外出先から戻った娘のカミーユが薔薇専門の花屋オ・ノム・ドゥ・ラ・ローズAu nom de la roseの紙袋をテーブルの上に置き、

「これ、今度アルノーがここでタバコを吸ったら使ってね。」と言いながら紙袋の中から取り出したのは、薔薇の香がする紙のお香、パピエダルメニイローズPapier d'arménie Roseだった。

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パピエダルメニイは私が子どもの頃、よく母がキッチンで魚を焼いた後などに臭い消しに使っていた。消臭だけではなく、空気の殺菌効果もあると母は言っていたっけ。

でも、薔薇の香りのものがあるなんて知らなかった。

 

カミーユはタバコの匂いが嫌いで、ヘビースモーカーのアルノーが我が家に来る時は、いつもベランダに出て吸ってもらうのだが、先日は雪が降っていたので、「一本だけ」とリビングでの喫煙を許してしまったのだ。匂いに敏感な年頃なのか、彼が帰った後も「まだタバコ臭くない?」とちょっぴり不満げだったが、私が「もう二度とここでは吸わせないから」と謝ったのを逆に気にしたのかもしれない。

 

薔薇専門の花屋オ・ノム・ドゥ・ラ・ローズはカミーユのお気に入りの店。ボーイッシュで、性格もさっぱりしているのに薔薇の花が大好きだという女の子らしい面も持ち合わせている。

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「これ、もう一つママにプレゼント。」

カミーユが差し出したのはローズ石鹸。ほのかに薔薇の香りがする。

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娘からのプレゼントは彼からのプレゼントとは違う嬉しさがある。

「まあ、ありがとう。母の日でもないのに」

「うん、3月8日は国際女性デーだし。これ、ママのクローゼットの引き出しに入れたらどうかしら?」

「こんなに綺麗な石鹸、せっかくだから目に着くところ、バスルームに置かない?」

と早速、洗面ボウルの横に置いたら、バスルームが明るく華やいだ感じになった。

 

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