パリつぶ

パリジェンヌたちのつぶやき

マロンとキャラメルのクリームと想像上の素敵な彼

 

f:id:bonjour-paris:20180731112110j:plainエマ

 

地下鉄駅から家に帰る途中、いつも前を通るかわいい花屋の前で声をかけられた。振り向くと友人リザが開いたシングル女子のガレット・デ・ロワパーティの時に知り合ったミシェルだった。

彼女は近くに住んでいることがわかって、「コーヒーでも飲みに来て」と言われていたのだけれど、その後、彼氏ができたとリザに聞いたこともあって、行きそびれていた。

 

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「リザから聞いたけど、彼氏ができたのね、おめでとう」とストレートに言ってみると、

「ありがとう。実はこの花屋のおかげよ」とミシェル。

「え?ここの店員さん?それとも花を買っている時に声をかけて来た他のお客さん?」

「少し、時間ある?よければカフェに入らない?」

と二人で近くのカフェで軽くアペロ(アペリティフ。夕食前に軽くお酒を飲むこと)をすることに。

 

カフェでテーブルに着くや否や、ミシェルは「願っていることをはっきりとしたイメージにするの。そうするとそれが叶うって教えられたのよ」

「聞いたことあるわ。そのメソッド」

「私の場合はね、新しい彼ができて金曜の夜に私のアパルトマンに泊まりに来る。そして土曜の朝二人でパン屋に行ってクロワッサンを買って、その後この店で花を買ってまたアパルトマンに戻るっていうイメージを頭の中で練り上げていったの」

「で?花屋で出会ったの?」

「ううん、友達とバーで飲んでいたら、声をかけられたの。でも、今は毎週末パン屋と花屋に二人で行っているの。ね、強く願えば望みは叶うのよ」

とミシェルは白ワインを飲みながらとても幸せそうな様子で語る。

 

「そう、ともあれ、幸せそうで羨ましいわ」

「エマ、あなたガレット・デ・ロワの時、ジャムをもらったでしょ?例えば、新しい彼と週末にバゲットやクレープにそれを塗って食べるところを繰り返し想像してみて。一人で食べながら、目の前に彼がいるところをイメージしてもいいし」。

「あのジャムは、聖燭祭のクレープパーティで食べちゃったけど。それで一人でクレープにジャムなんかを塗りながら、想像の彼に話しかけたりするわけ?なんかちょっと怪しい人みたいね」

「まあ、そう言わず、試してごらんなさい。成功例が今、あなたの目の前に座っているのだから」。

 

オフィスで同僚のサヨナラパーティも兼ねて聖燭祭のクレープ・パーティを開いた時には、それぞれがクレープに塗るものを持ち寄った。その時に誰かが持って来た、チューブ式のマロンクリームと塩バター入りのキャラメルクリームがとても美味しかった。

冷蔵庫にストックしておこうと思っていたのに、その後買い物に行った時にはすっかり忘れていたのでミシェルと別れた後スーパーに寄って購入。

 

両方ともチューブ式で持ちがいいし、一人暮らしにはちょうどいいサイズ。

 

マロンクリームはクレープに塗るのがベストだけれど、ヨーグルトの酸味にも微妙に合うと誰かが言ってたっけ?

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こちらのキャラメルクリームはトーストに塗ってもいいし、バニラアイスにかけて食べても美味しい。

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bonjour-paris.jp

ミシェルのメソッドが効果的かどうかわからないけど、美味しいものを味わう喜びを好きな人と分かち合いたいって思うのは普通の感情よね。

想像上の素敵な彼と週末にブランチをするイメージ・・。ちょっと試してみようかしら。