パリつぶ

パリジェンヌたちのつぶやき

ボージョレ・ヌーボーとエッフェル塔のスノードーム

f:id:bonjour-paris:20180731112125j:plainアンヌ
 

ボージョレ・ヌーボーの解禁日の夜にアルノーの友人ジャン・ジャックの家で行われるボージョレ試飲会に招待されたけど、何となく気が進まなかった。

 

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というのも娘のカミーユに昨日突然、日本に留学したいと打ち明けられ、自分が思いの他動揺し、きっと浮かない顔をしているだろう、ということが分かるので。

 

カミーユが日本に興味を持っているのはもちろん知っているし、クリスチャン(元夫でカミーユの父)の新しい恋人の日本人女性たか子と仲よくしていることもカミーユ自身から聞いている。

ただ、ショックだったのは、カミーユがだいぶ前から日本留学を考えていて、それを元夫とたか子に相談して計画を進めていたこと。私には一言の相談もなかったのに。

カミーユによると、このクリスマスにたか子の姉が幼稚園児の娘を連れて日本から遊びに来るのだけれど、そのたか子の姉の家でオーペア(学生が住み込みで家事やベビーシッターなどを行うサービス)のようなことをしながら、日本語を学ぶための語学学校に通うことを考えているらしい。

 

 ボージョレ・ヌーボー解禁日、昼休みにボージョレを飲んで戻って来た同僚が、今年のボージョレはできがいい、と言っていた。夏が暑かったせいかしら?

 

ジャン・ジャックのアパルトマンに行く前にその近くのカフェでアルノーと待ち合わせをするが、顔を見た途端「何かあったの?」と聞かれてしまう。

本当はアルノーには家族の問題は相談したくないのだけれど、ごまかしてもバレてしまうので、カミーユの日本留学計画について話してしまう。「イギリスやスペインに留学するのなら賛成するのだけれど、日本は未知の国だわ、遠いし」と言うと、

「イギリスやスペインなんていつでも行けるじゃないか。でも、カミーユは日本が好きなんだろう?しかも日本で頼れる人がいるならチャンスじゃないか」

確かに彼の言う通りなのだけれど。

 

招待主ジャン・ジャックはパリのアパルトマンに奥さんと7歳の娘と住んでいる。その日は、私たち以外に2組のカップルが集まり、おつまみを食べながら、各々がボージョレの感想を述べた。

確かに今年のボージョレはまろやかで美味しいし、集まった人たちは皆感じがよくて、おしゃべりも楽しくて、いい気分になり、カミーユの留学計画に不満を感じて、つまらないことにこだわっていた自分がバカバカしく思えて来た。

 

少し遅れてやって来たジャン・ジャックの弟が、チーズとそれから姪っ子へのお土産にとエッフェル塔の綺麗なスノードームを持って来た。

 

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そういえば、日本人はエッフェル塔が好きだとカミーユが言っていたっけ?たか子の姪っ子にこれをプレゼントしようかしら?どこで買ったのか後で聞いてみよう。